プレスリリースの配信方法まとめ5選

プレスリリースを配信する最大のメリットは、比較的低コストで広範囲にわたる露出を得られる点にあります。

せっかく書いたプレスリリースもメディアに届かなければ意味がありません。
プレスリリースの配信方法は複数あるので、ぜひ書く配信方法の特徴を掴み、最適な方法でメディアにプレスリリースを届けましょう。

①記者クラブへの投げ込み

プレスリリースをメディアに届けるオーソドックスな方法が、「記者クラブへの投げ込み」です。記者クラブは全国の都道府県に存在し、ダイレクトに記者に紙のプレスリリースを届けることができます。

もちろん無料なので低コストでメジャーな新聞社やテレビ局などのマスコミに一斉に配布できるという利点がある一方で、記者クラブへの投げ込みは“独自のルール”が存在するので、そのルールとマナーを守りプレスリリースを届ける必要があります。

また、東京の主要記者クラブは主に官庁や各省庁の報道発表を記事にするため、一般企業のプレスリリースは余程のことがない限り相手にされません。
ただ、地方の記者クラブでは比較的一般企業のプレスリリースも読まれやすいので、ぜひ地方のニュースがある場合はその地域の記者クラブに投げ込みをしてみましょう。

『◯◯県 記者クラブ』などと検索すれば目当ての地域の記者クラブが簡単に調べられます。

記者クラブ一覧(Wikipedia)

②メディアに直接配信する

記者クラブには、マスコミに一斉にプレスリリースを届けることができますが、各メディア1社1社に届ける方法もあります。
その際、各メディアの連絡先を調べプレスリリースを送付する必要があります。

送付方法は、郵送・ファックス・メールのいずれかになります。
しかし日本にはメディアがたくさんあるので、1社ずつの連絡先を個別に調べるのは非常に大変です。

そんな時に役に立つのが、「広報マスコミハンドブック」などにあるメディアリスト欄です。
ここには、あらゆるメディアの所在地、電話番号、メールアドレスなどの連絡先が掲載されているので大変便利です。
また、広報担当者が知っておくべき情報も色々と載っているのでぜひ最新版を一冊は持っておきましょう。

③記者に直接届ける

記者や編集者、ブロガーなど、特定のメディア関係者に直接メールでプレスリリースを送る方法です。個別の関係構築が可能であり、情報のピックアップ率を高めることができます。ただし、有効なメディアリストの構築とメール内容の丁寧なカスタマイズが成功の鍵となります。

記者との個別の関係性が構築できるよう、丁寧な連絡や個別にカスタマイズされた文章でプレスリリースを送付するように心がけましょう。

広報初心者必見!効果的なメディアリストの作り方

④自社のSNSやHPなどで告知する

自社のウェブサイトやSNSアカウントを通じてプレスリリースを配信する方法です。コストを抑えつつ、既にフォロワーとして獲得しているオーディエンスに直接情報を届けることができます。また、自社メディアを通じた配信は、情報のコントロールが容易であり、ブランドイメージを一貫して伝えることが可能です。

一般的には小さな企業のSNSやウェブサイトに掲示するだけだと、多くの人の目に触れる機会やメディアの目に留まることがないので、他の方法と併せることがコツになります。

SNS運用は必須!企業アカウントのための各SNSの運用方法をご紹介

⑤配信代行サービスを使う

プレスリリース配信サービスを利用することで、一度に多数のメディアに情報を配信できるほか、ターゲットを絞った配信が可能になります。配信サービスは有料のものが多いですが、時間やリソースの節約につながり、特に広範囲に情報を届けたい場合に有効です。

自社にメディアリストがない場合でも、プレスリリース配信代行サービスが持っているメディアリストに一斉にプレスリリースを配信でき、さらにはそのプラットフォームにプレスリリースが掲載されることで検索に引っかかったり、多くの人の目に触れる機会にも繋がります。

SDGs PR専門のプレスリリース配信サイト「SDGs PR Lodges」


まとめ

今日のデジタル時代において、プレスリリースは企業や団体が自らのニュースや情報を一般に広く伝えるための強力なツールです。しかし、効果的に配信するための正しい方法や戦略を理解している人は、意外と少ないのが現実です。
記者クラブへの投げ込み、メディアや記者へ直接届ける、自社サイトへの掲示、プレスリリース配信代行サービスの活用、それぞれの利点をうまく利用し、できるだけ複数の方法でプレスリリースを配信することが重要です。

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