4大マスメディア・新聞、雑誌、テレビ、ラジオの特性


新聞:情報の深掘りと信頼性の担い手

新聞とは、日刊や週刊など一定の周期で発行され、報道、記事、広告などの情報を提供する印刷物です。
一般的な新聞には、国際・国内のニュース、政治、経済、社会、文化、スポーツなど多岐にわたる情報が含まれています。
新聞はその性格上、情報の深掘りと信頼性が最も重要な特性です。ニュース記事の価値が時間を経ても続くため、持続的な関心を引きたい場合に有効です。また、特集記事や独自の視点を提供することで、メディアとの協力関係を築くのに役立ちます。最近では紙媒体の他にもwebニュースサイトを持つ新聞社も多くなってきています。

新聞向けの広報の特徴

新聞記事は冷静かつ客観的なスタイルが求められるため、情報は客観的で事実に基づいていることが重要です。どのメディアもファクト(事実)に基づいた内容であるか動画を重要視しますが、新聞は特にその傾向が強く、数字やデータの根拠を示すことが大切です。
また、プレスリリースや広報資料は簡潔かつ要点を抑えて記載し、過度な宣伝的な表現は避けるようにしましょう。
新聞は深い掘り下げが求められることがあるため、必要に応じて詳細なデータや裏付け情報を提供できると良いです。

適切な時間帯と曜日の選定

新聞は平日の朝や昼にリリースすることが一般的です。特集以外の報道記事だと当日や前日の速報性のあるニュースを取り上げるので、広報担当は鮮度の高い情報を送り、記者ともすぐに連絡が取れるように努力しましょう。
ビジネス関連の情報は平日の朝や昼が効果的であり、週末には一般向けの特集記事やエンターテインメント関連の情報が掲載されることが多いです。

ターゲット読者を考慮した情報提供

新聞は幅広い層の読者を対象にしています。広報内容はできるだけ広く理解されるように心がけ、業界用語や専門的な言葉を避け、一般の読者にも興味深い内容に仕立てると良いです。
一方で、専門紙や業界紙にはその分野に深い関連がある読者が多いので、専門用語や業界内の深い内容や動向を提供するなど、使い分けが必要です。



記者の開拓方法

各新聞社には担当記者がおり、特定の分野や業界を担当していることがあります。関連する記者を特定し、直接コンタクトをとることが重要です。新聞社のサイトには記者一覧が公開されていることもあります。また、関連業界や企業の署名記事を探し、同じ記者にアプローチするのも有効です。
プレスリリースを送付する前に、対象新聞社の記事や特集を注意深く読み、各記者のスタイルや取材対象について理解しておくと良いでしょう。


緊急性がある場合の配慮

緊急性のある情報は、速報性を重視する新聞において特に注目されます。また、発表前に一部のメディアに独占的な情報提供を検討することも効果的です。懇意にしている記者や媒体、もしくはその業界内で特に影響力のある媒体にはスクープ記事として独占的に情報提供をすることで記事にしてもらえる確率が上がることがあります。


これらのポイントを考慮しながら、新聞向けの広報戦略を構築してください。また、新聞社ごとに方針や慣習が異なるため、各メディアの特性を理解し、柔軟に対応することも重要です。


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雑誌:トレンドとスタイルの先駆者

雑誌はトレンドとスタイルをリードする媒体であり、ビジュアル的な要素が重要です。広報担当者は、魅力的な画像や洗練されたデザインとともに情報を提供することが求められます。また、雑誌は特定のテーマ性に焦点を当てることが多いため、それに合った情報提供が重要です。独自性やクリエイティブなアプローチがポイントとなります。

雑誌向けの広報の特徴

各雑誌は独自の性格やスタイルを持っています。目標の雑誌がどのようなコンセプトやテーマ性を持っているかを理解し、それに合致する情報提供を行うことが重要です。また雑誌は、流行を抑えていることや特に視覚的な要素が重要なので、話題の情報やトレンドのテーマを提供し、記事に使われる写真やグラフィックスを質の高いもので提供することがポイントとなります。


適切な時間帯と曜日の選定

雑誌にはそれぞれ発行頻度(月刊・隔週刊・季刊)があるため、目標とする媒体の発行頻度に合わせ広報時期が変わってきます。雑誌は他のマスメディアに比べ配信まで時間がかかる傾向にあるため、時間帯や曜日ではなくシーズンを捉えるようにしましょう。月刊誌であれば発行の2ヵ月前には情報を送り、その内容も発行時期に合った内容の情報がちょうど掲載されるよう考えることが大切です。

ターゲット読者を考慮した情報提供

雑誌にはそれぞれのスタイルあるため、その読者層は特に細かく選定されます。雑誌ごとの読者層がどのようなタイプなのか深く調べてアプローチすることが重要です。また、一冊の雑誌にはページごとに特集やコーナーなど発信する内容が違うため、コーナーを指定してアプローチすることもできます。プレスリリースのバラマキではなく、自ら雑誌の特色にあった“企画”を持ち込むことで採用してもらえることもあります。



記者の開拓方法

自社の製品やサービスに関心を持ちそうな雑誌や業界誌をリストアップし、その雑誌の過去の記事を読みどの記者が関連するトピックを取り扱っているかを特定します。
記者や編集者へのアプローチは、汎用的なプレスリリースの送信ではなく、パーソナライズされたメールで行い、その記者が過去に書いた記事に触れ、なぜあなたの情報がその記者(またはその雑誌の読者)にとって興味深いのかを具体的に説明します。また、業界のイベント、カンファレンス、セミナーに参加して、直接記者や編集者に会う機会を作り名刺交換などで交流を図ります。




テレビ:視聴者の感動と視覚的なインパクト

テレビは視聴者に直接感動やインパクトを与えるため、視覚的な要素が極めて重要です。広報担当者はビジュアルメディアとしての力を最大限に活用し、感情を揺さぶるストーリーテリングが求められます。また、生放送やインタビューの機会を活かし、商品やサービスをダイナミックに紹介することが期待されます。

適切な時間帯と曜日の選定

取り上げてほしい番組の内容によってもタイミングは異なります。たとえば、ニュース性の高い生放送のニュース番組は、オンエアの6〜7時間前が良いでしょう。報道番組などニュースを取り扱う番組の場合は、ニュースの鮮度も重要となるため、当日までのプレスリリースでも問題ありませんが、当日の場合は午前中までに送ることが好ましいです。
イベントや発表に関するプレスリリースは、少なくとも2~3週間前には送るようにします。これにより、編集部が内容を検討し、取材や放送のスケジュールを立てる余裕が生まれます。
大きな企画の場合2ヶ月前には番組の内容を決めるので、2ヶ月前に情報提供することも望ましいです。

記者の開拓方法

テレビ局の記者(ディレクター)は番組ごとにそれぞれ違うので、テレビ局の問い合わせ窓口にプレスリリースを送付したい旨を伝え、対象とする番組名まで指定します。そこで指定した番組に繋いでもらえるので、その番組の担当者に送付先(主にメールアドレスかファックス)を聞きます。

ターゲット視聴者を考慮した情報提供

テレビ局はニュース、バラエティー、教育など番組によって視聴者層も変わります。自社のサービスがどの番組に取り上げてもらうチャンスがありそうか、番組の特色をよく知り、場合によってはコーナー指定などもして情報提供しましょう。
特に報道番組は鮮度が高く社会性のある情報を求めているので、新規性のあり話題になっている情報を提供し、放送ギリギリまで最新の正しい情報確認があるので、広報担当者はすぐに連絡がつく状態を作ることがベストです。

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ラジオ:声で届けるリーチと親しみやすさ

ラジオは声を通じて直感的なコミュニケーションが可能なメディアです。広報担当者はリスナーに親しみやすく、分かりやすい言葉で情報を伝えることが鍵となります。また、ラジオは特に対話的なコミュニケーションが生まれやすいため、リスナーとの双方向の関係を築く努力が求められます。

適切な時間帯と曜日の選定

ラジオ局にプレスリリースを送る最適なタイミングは、テレビと同様に、メディアのニュースサイクルと編集チームのスケジュールに大きく依存します。何曜日のどの番組に送るかを検討し、なるべく早いタイミングで送付しましょう。

記者の開拓方法

テレビ局と同じく、担当者(ディレクター)は番組ごとにそれぞれ違うので、ラジオ局の問い合わせ窓口にプレスリリースを送付したい旨を伝え、対象とする番組名まで指定します。そこで指定した番組に繋いでもらえるので、その番組の担当者に送付先(主にメールアドレスかファックス)を聞きます。

ターゲット視聴者を考慮した情報提供

ラジオはリスナーと番組が深く繋がっている傾向にあるので、拡散性はテレビなどよりも少ないがリスナーの記憶に残りやすいという特徴があります。映像で見れない分声で伝わる情報をしっかりと提供することで番組のファンに届き興味を持ってもらえることがあります。また、ラジオは他のメディアに比べて取り上げてもらいやすいという特徴があるので、いろいろな番組を開拓し、適切なタイミングと内容を提供することで小さな会社の情報も取り上げてもらえるチャンスがあります。
特に地域のラジオはネタを探しているのでぜひ地元のラジオ番組などに企画を持ち込んでみましょう。

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