メディアアプローチのコツ【新聞編】

メディアごとに特性が異なり、それぞれの特徴を理解し、その媒体に合った広報のアプローチ方法を知ることは、広報の成功に重要です。
ここでは、新聞というマスメディアの特性と、広報アプローチのコツをお伝えします。



新聞の特性

信頼性と詳細な報道

新聞はもっとも歴史の深いメディアであり、情報の深掘りと信頼性が強調されます。読者にとって最も信頼できる情報源の一つとされ、事実確認がしっかりとされた記事が特徴です。


日刊性と網羅性

一般的な新聞は通常、日刊発行され、社会や経済や地域や芸能など広範なトピックをカバーします。そのため、一日の中で多くの異なる読者層に情報を提供します。


影響力と認知度

主要な新聞は地域や国内で強力な影響力を持ち、企業や個人に対して高い認知度を提供します。その影響力は一般市民から政府関係者まで広範囲にわたります。


新聞の種類

新聞には、全国紙やスポーツ紙など様々な種類の媒体があります。まずはその種類と特徴を知っておきましょう。

全国紙

特徴
日本で発刊されている全国紙は、朝日新聞、毎日新聞、読売新聞、日本経済新聞、産経新聞の5紙で、全国的に毎日発行されている。地域や国内外の出来事を含め広範なトピックを網羅し、最新のニュースや出来事を報じる。

利用者
一般の読者層

広報のポイント
中小企業やスタートアップがいきなり全国紙に取り上げてもらうのは難しいので、まずは規模の小さな媒体の掲載で信用を積み重ねることで、全国紙掲載に繋がりやすくなる。

地方紙

特徴
特定の地域や都市に焦点を当てた新聞。地元の出来事やイベント、コミュニティの情報や自治体の取り組みなどを提供。

利用者
地元の住民や企業、地域に関心を持つ人々。

広報のポイント
企業が拠点とする地域やサービスを展開する地域のネタは取り上げてもらいやすい。地域活性につながる情報なども積極的に提供することがコツ。

ブロック紙

特徴
ブロック紙は広域で販売される地方紙で、東京新聞(関東地方)、北海道新聞(北海道地方)、中日新聞(中部地方)、西日本新聞(九州地方)を指し、大都市以外では全国紙よりむしろブロック紙や地方紙の読者層の方が多い。

利用者
地元の住民や企業、地域に関心を持つ人々。

広報のポイント
地方紙と同じく、企業が拠点とする地域やサービスを展開するエリアのネタは取り上げてもらいやすい。他エリア企業でも、該当エリアで開催するイベント情報や支店などの開店情報も。

スポーツ紙

特徴
主にスポーツや競馬、芸能関連のニュースや情報に焦点を当てる。また、速報ニュースや政治経済やスキャンダルなども大々的に報道する。

利用者
スポーツファンや関連する専門家、速報に関心のある人々。

広報のポイント
全国紙に比べて掲載に至りやすく、タレントを起用した記者発表会やイベントなどに記者が駆けつけることもある。娯楽性の強いものや、新規制のある商品があれば積極的に情報提供する。

夕刊紙

特徴
昼間に起きた最新のニュースを提供するため、発行時間が夕方や夜に設定されている。通常、朝刊紙よりも軽いトーンでエンターテインメントニュースも含まれることがある。

利用者
忙しい仕事や学業を持つ人々。夜にニュースをまとめて確認する人々。

広報のポイント
その日のお昼までに提供された情報を当日記事にしてもらえる。朝刊紙に掲載されなかった情報でも夕刊紙に掲載されることがあり、広報は当日すぐに連絡が取れ記者が記事を書けるよう、情報を迅速に提供することがポイント。

専門紙

特徴
特定の分野や業界に焦点を当てた新聞。例えば、ビジネス、科学、技術、芸術、健康などの専門的なトピックを取り上げる。

利用者
専門職や関連業界の専門家、特手の分野に興味を持つ人々。

広報のポイント
全国紙やテレビ局の記者やディレクターなどが詳しい情報を探すために見ることが多いので、広報の連鎖につながりやすい。
その分野に合った情報を提供し、カテゴリーやコーナーを指定して情報提供をすると掲載に繋がりやすい。

産業紙

特徴
特定の業界や職種に焦点を当て、その業界における最新の動向や情報を提供。広告が業界関連のサービスや製品に特化していることがよく見られる。

利用者
その業界や職種に従事するビジネスプロフェッショナル。

広報のポイント
専門紙と同様に、全国紙やテレビ局の記者やディレクターなどが詳しい情報や傾向を探すために見ることが多い。
その分野に合った情報を提供し、カテゴリーやコーナーを指定して情報提供をすると掲載に繋がりやすい。

機関紙

特徴
政治や特定の組織、機関、企業に関連するニュースや情報を提供。内部の活動やイベント、発表、広報活動が中心。

利用者
その組織や機関に所属する会員やサポーター、関連する業界や地域のステークホルダー。

広報のポイント
特定の機関や組合などに向けた情報や、それに関連する活動が掲載されるので、絞った情報提供と、その業界メンバーとの繋がりを開拓することがポイント。

新聞における広報アプローチのポイントとコツ

新聞は他のメディアよりも情報の深掘りが期待されるため、独自の視点や特集を提案することが重要です。広報担当者は企業やプロジェクトの独自性や価値を強調するポイントを伝えましょう。企業自らがどのように社会に貢献しているか、社会課題を解決しているか、もしくは時事問題にどのように関与しているかを示すことが良い広報戦略となります。

まずは大きな全国紙を狙うより、規模の小さな地方紙やブロック紙、専門紙などの掲載を狙うと、その掲載を見た全国紙やテレビの記者から取材が入ることがあります。自社の拠点とするエリアの地方紙やブロック紙には積極的に情報を提供し、記者とのつながりを持つことを目指しましょう。

専門誌や産業紙の掲載のコツは、自社サービスがどのカテゴリーやコーナーに属するのかをよく把握し、コーナーを指定して情報を提供することで掲載に繋がりやすくなります。


新聞には多くの種類があるので、それぞれの特性をよく理解し、媒体に合ったアプローチ方法を取り入れましょう。

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